kodokuforum’s blog

孤独について語り合う広場です。さみしい孤独もあるし、楽しい孤独もある。どんな孤独でもいいから、気が向いたときに読んだり投稿したりしてください。

高齢者の足問題について

高齢者の 車の運転事故が社会問題になっていますが、 これは個人の意識や 誠意だけで 改善されるような問題ではないでしょう。

 

実際問題として生活上の足ですね、 文字通り 歩くのが不自由になってくる人もいるし、 車以外の手段では なかなか買い物や 用足しにも行けない土地に住んでいる人だって少なくない。

  

具体的な解決法としては 、自治体や公共機関で 高齢者のための移動手段を 公共サービスとして維持していくということも有効ですね。

自分で車を持って運転するなどというような面倒なことをするよりも、 例えばタクシーを呼ぶような気軽さで 自由に移動ができればそれに越したことはありません。

自治体によっては 高齢者の方々にタクシー券を配布したり 補助したりしているところもあるようですがまだまだ一般的ではないようです。

 

その点で言えば、 今世界的に 広がっている UBERやGRABといった一般の人々が空き時間や労力を提供して 格安の 値段で タクシー代わりの利便性を 提供するというサービス、 これは私たちも 海外でよく利用していますが本当に便利で 経済的です。

日本ではまだまだタクシー業界などの反対があって 格安の 交通手段というものは 認可されないようですが、 これを私たちはむしろ パーソナルな関係で 実現していきたいと考えています。

 

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どういうことかと言うと、 UBERやGRABのような 経済目的が主なビジネスとしてではなく、 地域の 人々の 融通のしあいによる 車の活用 ですね、 そのネーミングも今考えているところです。

今は ネットや携帯など、通信手段が 格段に発達しています。なので、 必要な時に必要な人が空き時間や車や労力を提供できる人の力を借りるという関係をネットワークとして地域から広げていく、 そういう程よく 実用的な人間的なつながりは、その気になりさえすれば実現できるはずなのです。

そして、そのことによって、高齢者たちばかりでなく、助力する人たちも空しい孤独感から救われることだってあるでしょう。